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本日のワイン3(日本ワイン第2回)

時  平成26年1月23日(木)

会場  リストテランテ・ヒロ 博多

メンバー 仮称ヘイル会4名

ワインリスト

   

    安心院・(安心院)スパークリング2011            

 産地・安心院(大分県) 醸造者・安心院葡萄種工房(安心院)

 葡萄 シャルドネ

 販売者資料 安心院で収穫されたシャルドネを100%利用したスパークリングワインで国内でも珍しいビン内2次発酵にて製造。酵母からの風味を引き出し、よりクリーミーな泡立ちになるようにビン内での発酵後、1年以上の瓶熟成をさせました。その後、デゴルジュマン(瓶の口部分に澱を集め、その部分を冷凍して抜き取る方法)で酵母を取り除き仕上げた辛口スパークリングワイン。

 提供者コメント 日本ワインコンクール2013のスパークリング部門最高金賞です。             

    丹波・鳥居野ピノノアール2011                

産地・鳥居野(京都府丹波) 醸造者・丹波ワイン(丹波)

葡萄 ピノノアール

販売者資料 自社農園産ピノ・ノワール種を仏産小樽で熟成。果実香と樽熟香が調和した、本種独特のふくよかな味わいが楽しめるワイン。 ピノノワール種を日本で栽培しているワイナリーが少なく、丹波ワインがこだわりと情熱を持って丁寧に貴重な逸品に育て上げました

提供者コメント 丹波ワインは、元照明器具メーカーの経営者等ワイン愛好家数人が1972年に丹波に自社農園とともに創設したワイナリー。イケダに似て、精度が高いというか丁寧に作られたというイメージが湧く味で、繊細かつ優しいアタックを持ち味とし、京都の多くの料亭で採用されているということです。

丹波は、昼夜の温度の高低差が大きく、気候のせいか土質のせいか、栗や大豆等の農産物には大きな特色があるようです。私個人が思う、他の葡萄品種に比べて、国際レベルに達していない日本ピノノアールのなかで、一応飲めるレベルに達している3社(Dタカヒコ・丹波・スズラン)の中の一つです。

    イケダ・プライベートリザーブ カベルネシラー(明野)2010             

産地・明野(山梨県) 醸造者・イケダワイナリー(勝沼)

葡萄 カベルネソーヴィニヨン65 シラー35

販売者資料 国産ワイン初めてのセパージュです。山梨県北西部にある茅ヶ岳の南麓、明野町産のカベルネ・ソーヴィニヨン65%、シラー35%使用。
やや濃いめの紫紅色の色調。カシス、ブラックベリーなどの黒い果実の香りに、黒コショウ、シナモンなどのゆややスパイシーな香りが感じられ、コーヒー、タバコなどの香りも複雑に混ざり合います。
フレッシュな果実味としっかりとした酸があり、喉越しは滑らかです。アルコールのほのかな甘さも感じられ、余韻はやや長いです。まだまだ更なる熟成が期待できる赤ワインです。デキャンダージュをすることにより、柔らかな味わいと豊かな香りがお楽しみ頂けると思います。ビーフステーキ(赤ワインソース)、鴨肉のロースト、牛カルビの焼肉、などの肉料理によく合います。18℃~19℃位がおすすめです。420本限定生産。

提供者コメント イケダワイナリーの概要は、前回御紹介致しましたので、省略します。

ご縁があって、何も知らない時期である2012・12月末に、勝沼を訪れた際に、偶然出会って、奇跡的に数本手に入れることができたワインの中の1本(発売直後に遭遇・数日で完売の中・丸藤の大村さん、甲府の老舗ワイン屋さん、勝沼の老舗酒屋さん等複数の人間関係に助けられて)。その夜、その日に甲府の老舗ビンテージワイン店で購入した価格が10倍以上するオーパスワン等輸入ワインとともに飲んだ3本の中で一番美味しいと感じられました。若いビンテージではありましたが底力を感じさせる秀逸品でした。

イケダを、シャトーメルシャンや中央葡萄種以上に、評価するきっかけとなったワインです。

    シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー2004              

産地・桔梗ヶ原平出(長野県塩尻) 醸造者・シャトーメルシャン(勝沼)

葡萄 メルロー

販売者資料  自社畑の垣根仕立てメルローのみで造った 限定醸造ワイン! シャトー・メルシャンでは、桔梗ヶ原という風土が持つ 潜在的なポテンシャルの可能性を探るため、1999年より 試験的に約1haの区画でメルローの 垣根仕立てを自社栽培で開始しました。このワインには桔梗ヶ原の未来の可能性が込められています。 VSPは垣根式栽培(ヴァーティカル・ シュート・ポジショニング)を意味します。

 素敵なブルーラベルも好評です。

 軽いロースト・コーヒーに、よく熟したチェリー、少量のプラム、スパイス、タール、なめし皮などが、時間とともに徐々に広がり出てくる。果実味はまろやかでフレッシュ、心地よい酸のバランス。重厚というより上品できれい。タンニンもおだやかで、とてもソフトな口当たり。収穫時の果実の健全さがワインの味わいに表現されている。軽くローストした牛ヒレやランプ肉など、油脂少なめの赤身肉、豚なら角煮、地鶏ならレバーぺーストのパイ包み焼き赤ワインソースといった料理とともに楽しみたい。(20074月) 限定:957本

提供者コメント このワインは、シャトーメルシャンが、初めて垣根仕立ての自社畑産のメルローのみで作ったワインとして、特別の意味があるもので、ラベルも通常用いられる意匠とは異なる凝ったもので、記念ワインという扱いを受けたものです。カベルネソーヴィニヨンのプジョンドール1990と共に、もう手に入らない貴重な存在のメルシャンワインです。