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本日のワイン22(日本ワイン第15回)

時  平成27年8月20日(木)

会場  石堂橋白つぐ・メンバー HWA15名

日本ワインとは

 日本で生産された葡萄により、日本で醸造されたワインで、外国で生産された葡萄やワインを日本で瓶詰めした

ような日本国産ワイン(法律で認められている表示)と区別するために、日本のワイン界で提唱された名称です。

 2001年頃から、日本において、外国種の葡萄栽培が始められ、若者たちが葡萄酒先進国の大学や醸造所で葡萄栽培やワイン醸造を学び、各地に日本ワインを生産するワイナリーが出来、以後、ほんの一部ですが、ワイン先進国のワインに勝るとも劣らないワインが出現し出しました。日本ワインは、軟水的な、繊細でまろやかな旨みを持ったものが多く、日本食に合うものが多いと思います。ただ、各ワイナリーのワインの生産量が極めて少ないので、美味しいものは、一部の愛好家しか味わえていないのが現状です。今日は、その一部を御紹介致します。

ワインリスト

安心院・(安心院)スパークリング2013×2                   3.5×27

産地・安心院(大分県) 醸造者・三和酒類株式会社 安心院葡萄種工房(安心院)

葡萄 シャルドネ

販売者資料 安心院で収穫されたシャルドネを100%利用したスパークリングワイン。ビン内2次発酵にて製造。酵母からの風味を引き出し、よりクリーミーな泡立ちになるようにビン内での発酵後、1年以上の瓶熟成をさせました。その後、デゴルジュマン(瓶の口部分に澱を集め、その部分を冷凍して抜き取る方法)で酵母を取り除き仕上げた辛口スパークリングワイン。

提供者コメント 日本ワインコンクール2013(2011もの)及び2014(2012もの)のスパークリング部門最高金賞です。2013ものはこの7月に行なわれた日本ワインコンクール2015で銀賞でした。例年より増産したと言うことなので、若干手に入れ易いと思います。

丹波・(丹波)京都産スパークリングサぺラヴィ2013×2               3×26

産地・京都(京都府) 醸造者・丹波ワイン株式会社(丹波)

葡萄 サペラヴィ

販売者資料 京都で栽培したグルジア原産のサペラヴィという品種を100%使用しています。ぶどう本来の複雑味や果実味がバランス良く、酸味の綺麗な品種の特徴が良く現れています。赤でありながら軽快なスパークリングワインに仕上げています。

提供者コメント 暑いので、スパークを増やしました。赤いスパークですが、見かけによらず爽やかで美味しいと思いました。

中央・キュべ三澤明野甲州(明野)2014×2                   7×214

産地・明野(山梨県) 醸造者・中央葡萄酒株式会社(勝沼)

葡萄 甲州

販売者資料 ロンドンで開催された世界最大級のワインコンクール「Decanter World Wine AwardsDWWA2014」において、『キュヴェ三澤 明野甲州 2013』が日本初となる金賞および地域最高賞を受賞しました!辛口ながら果実味とミネラル感が口中に広がり、11 %台の低アルコールながらスムースな口当たりとなっています。生き生きとした伸びのある酸味は包みこむ冷涼な気候をイメージさせます。果実感が溢れ、今でも十分美味しく味わえますが、凝縮した厚みのある複雑な味わいから、長い時を経て瓶の中で緩やかに熟成していく期待を持たせてくれるワインです! めったに手に入らない数量限定ワインですのでプレゼントにもおすすめです

提供者コメント 2013はもちろん2014も、国内の販売数は極わずかで、旧来の付き合いのある販売店に提供されたものを、お一人様1本という限定で販売に出され、直ぐに売り切れ御免となっているものです。殆どの日本人が吞めない、世界レベルの白ワインです。貴重なコレクションの一つですが、2013に続いて今回3度目の提供です。

ルバイヤート・プティヴェルド北畑試験園収穫2012×2          6×212

産地・北畑(山梨県勝沼) 醸造者・丸藤葡萄酒工業株式会社(勝沼)

葡萄 プティヴェルド

販売者資料 天候に恵まれた2012ヴィンテージ。プティヴェルドはフランスでは補助品種として知られていますが、山梨の気候風土にとても良く合い、存在感のある個性豊かなワインができます。豊かな果実感が新樽の華やかな香りと相まって、いきいきとしたアタックの強いなワインに仕上がっています。

提供者コメント 日本ワインコンクール2015欧州系品種赤部門最高金賞受賞ワインです。お一人一本のところを交渉し、販売店分も確保して、数本仕入れることが出来ましたので、皆さんで試飲していただくために提供します。プティヴェルドは、丸藤葡萄酒がカベルネソーヴィ二ヨンの代わりに、山梨県の風土に合うと長い間力を注いできた品種です。ボルドー地方では、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ主体のワインにほんの少しブレンドされている品種でプティ・ヴェルド主体というワインはありませんが、ルバイヤートでは100%プティ・ヴェルドーで醸します。2009の彩果農場のプティ・ヴェルドがカベルネソーヴィ二ヨンをしのぐ格別の美味しさを持っていましたので、大いに期待しています。

中央・グレイスカベルネソーヴィニヨン明野2010×2               4×2=8

産地・明野(山梨県)醸造者・中央葡萄種株式会社(勝沼)

葡萄・カベルネソーヴィニヨン

販売者資料2010年は全国的には春先の低温、梅雨期の多雨、夏の猛暑等々「異常気象」とも呼べる年でしたがグレイスの明野農場では「雨が少なく日照時間が長い」という絶好の気象条件により生産量、品質ともほとんど影響を受けず、近年最高となった09年に遜色ない葡萄が収穫できたそうです。また、この年より導入したチューブポンプによりルモンタージュ時に種がつぶれずキレイな果汁を循環させることが可能になり酒質をさらに向上させることが可能になったそうです。

提供者コメント2013年国産ワインコンクール欧州系品種赤部門銀賞受賞。明野のカベルネソーヴィニヨン、他のワイナリーなら、この価格では飲めない、ハイコスパ。中央は、明野カベルネソーヴィニヨン2012から値上げしたが、それでもハイコスパ。

★会費計算(オプション別) 

お店食事代金(料理、消費税、持込料)7020+ワイン購入実費(47000÷15=)3133=10153=10000