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本日のワイン23(日本ワイン第16回)

時  平成27年9月15日(火)

会場  なにわ・メンバー HWA8名

本日は少人数なので、

 ワイン自体で楽しめるように、比較的、ハイレベルで希少なものを選んで見ました。

ワインリスト

安心院・(安心院)スパークリングロゼ                                     3.6

産地・安心院(大分県) 醸造者・三和酒類株式会社安心院葡萄種工房(安心院)

葡萄 カベルネソーヴィニヨン・メルロー

販売者資料 安心院で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローで製造したロゼワインを主体に、樽熟成した原酒をブレンド後、ビン内2次発酵を行いました。発酵終了後そのまま酵母を取り除かずに3年間の熟成を行いオリ抜きし製造しました。長期間の熟成によるきめ細やかな泡立ち、複雑で奥行きのある香り、深い味わいが特徴です。

提供者コメント 安心院は日本のスパークでは、他を抜いて、美味しいと思います。赤葡萄のみで作られた本格的なロゼです。

丸藤・ルバイヤートシャルドネ(旧屋敷)2012                                 4

産地・旧屋敷(山梨県勝沼) 醸造者・丸藤葡萄種工業(勝沼)

葡萄 シャルドネ

販売者資料 伝統あるワイン産地山梨県勝沼の地で世界の銘醸地と肩を並べられるワインを造りたいとの思いから1993年、4枚の段々畑の石垣を崩し元の地なりの傾斜地にし、暗渠排水を設けた「旧屋敷」でシャルドネ種の栽培を始めました。彩果(4代目娘さんの名)農場のシャルドネも僅かにアサンブラージュ、シャルドネの品種の特徴を大切にしました。新樽を50%使用。

提供者コメント 丸藤は、日本ワインのメッカ勝沼在の1890年(明治23年)創業の老舗です。3代目の大村春男氏は、地元のみならず全国のワイン醸造を志した若者を指導されて、校長先生みたいな人望があります。ワイナリーを訪れると、大村さん等スタッフが楽しく応対してくれます。現在は、高品質のメルローとシャルドネがお勧めです。

イケダ・グランキュべ甲州(菱山畑)2013                                    4

産地・菱山(山梨県勝沼) 醸造者・イケダワイナリー(勝沼)

 葡萄 甲州

販売者資料 樽の使い方では定評のある池田氏のフラグシップワインです。やや辛口。勝沼町内の別中堅ワイナリーで醸造責任者をしていた池田俊和氏が『自分のワイナリーで自分のワインを造りたい』と、長年の夢であった独立を遂げました。現在では、カリフォルニアのリッジヴィンヤードやオーストラリアで海外研修を終えた東大農学部卒のご長男・池田秀俊氏も加わり、味わいにこだわったワイン造りをご家族でおこない、山梨県内の同業ワイナリーからも注目を集めています 

提供者コメント 家族でワイン作りを行なっている小さなワイナリーですが、私は日本のジョリュジュルーミエだと評価しています。欧州の大会には出品していませんが、欧州で金賞を取った中堅の中央葡萄種さんの甲州と比べてください。同じ2013ビンテージを同時に提供いたしました。皆さんの感想が、楽しみです。日本の固有種葡萄「甲州」の評価を上げている逸品です。

中央・キュべ三澤明野甲州2013                                         6

産地・明野(山梨県) 醸造者・中央葡萄種株式会社(勝沼)

葡萄 甲州

製造者資料 「キュヴェ三澤明野甲州」は中央葡萄酒社主三澤茂計がブドウ栽培からこだわった甲州の特別限定醸造フラグシップワイン。明野・自社農園にて甲州種を高畝式の垣根仕立てにて栽培、成熟度の高いぶどうから、甲州の新しい可能性、味わいに厚みのあるワインが誕生。

提供者コメント 2014年ロンドン24日Decanterで金賞、リージョナルトロフィーを受賞。生産本数6500本ながら、殆ど日本の酒屋には卸していません。ヨーロッパに出し、残りを自社で保存していると思慮されますが、前回提供した2014ものと同様に、もう手に入らないワインです。

中央・キュべ三澤リッジシステム明野2009                                   19

産地・明野(山梨県) 醸造者・中央葡萄種株式会社(勝沼)

葡萄・カベルネフラン

販売者資料貴重なワインです。グレイトヴィンテージ。生産本数 約280本。高畝栽培されたカベルネフラン100%仕込みを使用。

提供者コメント明野は、三澤茂計氏の働きかけで、山梨県が探索し、いくつかのワイナリーに与えた、肥沃な赤土土壌地で、西の山脈によりもたらされるフェーン現象により、日本一の日照時間が得られる、高原の傾斜地に在所する。2009は日本ワイン史上唯一、最高の年で、その時収穫された葡萄のみで極少量、三澤彩奈氏(茂計氏長女=ボルドー大学醸造学部卒)が採算性を度外視して半ば趣味的に作った三部作の一つです。生産量280本の1本です。販売店に回されたのも極々わずかで、これも、最初から手に入らないワインです。

シャトーメルシャン・城の平カベルネソーヴィニヨン2001                            13

産地・城の平(山梨県) 醸造者・メルシャン株式会社シャトーメルシャン(勝沼)

葡萄 カベルネソーヴィニヨン

販売者資料1984年、メルシャンは甲州市勝沼地区に所有する自社畑『城の平ヴィンヤード』で、垣根式によるカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を始めました。徹底した栽培管理を行う『城の平』の各区画の中でも優れた区画のブドウを醸造、さらに厳選されたキュヴェ(樽別のワイン)から造られる、造り手の夢と情熱を注ぎ込んだワインです。「城の平」は甲府盆地の東端、標高は550600m。勝沼の平地に比べると、昼夜の寒暖差は大きく、収穫期も約1ヶ月程遅く、ふどうの成熟のための最適な気候条件を備えています。当社は1984年からカベルネ・ソーヴィニヨンを垣根仕立てで栽培しています。

提供者コメント国際ワインコンクールで常に金賞を獲得するレベルの銘柄。わが子真弥が生まれた年に収穫された葡萄で作られていますから16年ものとなります。シャトーメルシャンは、総合的に、日本で一番実力のあるワイナリーだと思います。

★会費計算(オプション別) 

お店食事代金(料理、消費税、持込料)6000+ワイン購入実費(49600÷8=)6200=12200=10000