セキセイインコ・ライラック
ライラックの色、模様・仮説検証編U=H24春の交配(23年(春・夏)生まれによる)。
ライラック維持編のU
INDEX
<24年春総評><24年春ペア組><24年交配予備群>
<24年春総評>
24年春組は、保存会系どうしによる交配(24−2)からは、全て綺麗なピンクないし藤色系のセルフないしパステルが生まれました。
特に、保存会系の♂を用いれば、愛媛系の♀でも(24−5)(24−8)よい結果も出ていますが、
1羽のみ薄ライラック(白っぽい)が生まれました(24−7)。
交配親に強ピンク(モウブ一歩手前程)を用いると、子供に淡色化が起こりやすいようなので、ブルー系か藤色系を用いるほうがいいようです。
23年組は、おおよそ愛媛系どうしによる交配でしたが、グレーモウブ、シナモンモウブ、そしてアルビノ等が多く生まれました。
貴重なライラックはおおよそ♀でした。かつ、パステルは薄グレーが多くかかるものが殆どで、比較的綺麗とは言えない系統です。
これらの検証の結果事実は、純系ライラックの維持(保存・改良)には他の遺伝子構造を持った種類(バイオレットやファロー等)
を交雑させてはならないという、基本原則を証明しています。
バイオレットは、コア構造の圧縮化の過程にあり、グレーモウブ化し易い要素を有しており、
ファローは、色素欠損(メラニン分裂)の一パターンであり、シナモンモウブ化や白色化し易い要素を有していること等が実証されているからです。
<24年春ペア組>
23.12.24に23年春生まれによる8組(24−1〜8)(後9組24−1〜9)をペア組みしました。
(但し、保存会系は春生まれと夏生まれが混同しています)。
ただ、皆少し若すぎるので(特に保存会系)、最初は練習として、質量共に、多くは望めません。
<(24−1組)保存会G系パステル♂23夏×福岡産22−3組(パステル×パステル)♀23夏の改ペア>
24年2月15日
保存会G系パステル♂23夏×保存会R系パステル♀23夏のペア(写真)解消しました。
育 雛 奮 闘 記 24−1−1
24年3月21日 卵数個抱卵中。
24年3月25日 雛複数羽成育中。
24年4月5日 大雛4羽成育中
24年4月22日 2羽が巣立っていました。 24年4月25日 4羽とも巣立っていました
24年5月19日 この後、親と分離しました。
育 雛 奮 闘 記 24−1−2
24年5月3日 1−1が綺麗な個体ばかりでしたので、再抱卵をさせています。
24年5月19日 数個抱卵中。
24年5月23日 雛5羽確認。
24年6月21日 まだ出てきません。
24年6月26日 3羽出てきました。2羽はピンクライラックですが、1羽はアルビノです(左奥)。
この♀親は愛媛産×茨城産の子ですが、昨年出たアルビノの親は大阪産×愛媛産でしたから、共通している親は愛媛系ですので、
愛媛産の系統(交配親)にアルビノ遺伝子(おそらくシナモンファローが有する)が含まれていると判断されます。
<(24−2組)保存会M系パステル♂23春×保存会S系パステル♀23春のペア>
育 雛 奮 闘 記 24−2−1
24年1月?日 本日1羽の赤雛確認・・24年組第一号。
24年2月3日 雛4羽確認。産毛が出たものは綺麗なライラック様 24年2月19日 ほぼライラック完成・もう直ぐ巣立ち
24年2月26日 雛1羽巣立ち・1羽出口で様子見 24年3月7日4羽巣立済み 雌親は、次の抱卵に入っています。
24年4月1日 2−1組4羽とも親と分離(♀親が子供達を追い始めたため)。
4羽とも、準セルフ(風きり羽根が薄グレー)
育 雛 奮 闘 記 24−2−2
24年3月23日 二番目の雛数羽確認。
24年4月5日 大雛2羽成育中
24年5月3日 2−2の2羽目はライラックでしたが、ペアを解消しました。
24−2−1とー2合計
24年5月19日 1羽だけ白っぽい個体。他の6羽はライラック。
<(24−3組)保存会S系パステル♂23夏×保存会M系パステル♀23夏のペア>
育 雛 奮 闘 記 24−3−1
24年3月23日 抱卵中。
24年3月28日 雛1羽孵化確認。
24年4月5日 小雛1羽成育中
24年4月30日 巣立ちました。綺麗な個体です。
24年5月19日 1羽のみなので抱卵中の親と同居させています。
育 雛 奮 闘 記 24−3−2
24年5月3日 再度抱卵させています。
24年5月19日 多数個抱卵中。
24年5月23日 雛数羽確認。
24年6月21日 まだ出てきません。
<(24−4組)保存会S系パステル23夏♂×保存会M系ウイング23春のペア>
保存会系ウイング♀が抱卵中に保存会系パステル♂が落鳥。代わりに福岡産22−4組♂23夏(ブルー系ライラック)を組ました。
その数日後、雛が生まれたのを確認。新父親の元での母子家庭が成功するか否かの実験となりました。
去年は雛が成育中に母子家庭になったのがありましたが、母親のみで育て上げました。卵の段階からと別♂(未経験)の元での育雛は初実験です。
育 雛 奮 闘 記 24−4−1
24年3月22日 落鳥した♂との間の子との卵からの複数羽の雛確認
24年4月5日 大雛1羽成育中
24年4月22日 巣立ちました。母親と同じウイングです。
24年5月19日
この父親は、もう存命していません。ペア自然解消。
<(24−5組)保存会M系パステル♂23夏×福岡産22−3組(パステル×パステル)♀23春のペア>
育 雛 奮 闘 記 24−5−1
24年1月21日 卵数個抱卵中。
24年2月3日 雛3羽確認。 24年2月19日大分大きくなりました。皆順調に育っています。
24年3月6日 雛2羽巣立ち(特に綺麗な個体です) 24年3月11日4羽巣立ち(あと1羽)
24年3月中旬 全て巣立ちしました。
24年4月15日 24−5組5羽とも親と分離。
この兄弟5羽は、全て特別綺麗なピンクないし藤色系のセルフないし準セルフ(風きり羽根が薄グレー(ライラック様))です。
育 雛 奮 闘 記 24−5−2
24年3月21日 卵数個抱卵中。
24年4月5日 卵数個抱卵中。
24年5月19日 卵多数個抱卵中(卵2個と生まれたばかりの雛1羽床に落とされていたので巣箱に戻す?=再度落とされ死亡)。
24年5月23日 卵数個に減っている。やる気が無い様子。
24年6月23日 ペア解消。
<(24−6組)保存会R系パステル♂23夏×福岡産22−3組(パステル×パステル)♀23春
のペア>
育 雛 奮 闘 記 24−6−1
24年2月20日 白っぽいのが1羽のみ。 24年3月5日巣立ちました(綺麗ですが白っぽい個体です)。
育 雛 奮 闘 記 24−6−2
24年3月21日 卵数個抱卵中。
24年4月5日 卵数個抱卵中。
24年4月8日 24−6組1羽親と分離。その後庭のシェルターへ。
24年4月15日 場所確保の為、、ペア解消。
<(24−7組)保存会G系パステル♂23夏×福岡産22−1組(パステルバイオレット×パステル)♀22冬ペア>
24年3月24日 福岡産22−3組(パステル×パステル)♂23春×福岡産22−1組(パステルバイオレット×パステル)♀22冬のペア(写真)解消しました。
育 雛 奮 闘 記 24−7−1
24年3月21日 卵数個抱卵中。
24年4月5日 卵数個抱卵中
24年4月19日 複数小雛確認
24年5月19日 複数大雛確認
24年5月20日 1羽巣立ちました。綺麗なライラックです。
24年5月26日 3羽巣立ちました。外2羽巣箱にいます。
24年6月21日 5羽巣立ちました。
育 雛 奮 闘 記 24−7−2
24年6月21日 既に赤赤雛3羽がいます。予定外です。
<(24−8組)保存会S系パステル♂23夏×福岡産22−1組(パステルバイオレット×パステル)♀22冬のペア>
育 雛 奮 闘 記 24−8−1
24年1月21日 卵数個抱卵中。
24年1月29日 1羽雛確認。巣箱の中を見続け過ぎて、雛が踏みつけられたので、心配が残りました。
24年2月4日 雛4羽確認 24年3月7日入り口で止まっています。
24年3月7日1羽巣立ちあと2羽のようです。
24年4月4日 2羽は完全セルフ、1羽は準セルフ(=風きり羽根が白色ではなく薄グレー(ライラック様)=業者さん基準ではセルフ)
24年4月15日 24−8組3羽とも親と分離。
育 雛 奮 闘 記 24−8−2
24年3月21日 卵数個抱卵中。
24年4月5日 小雛2羽成育中
24年5月19日 3羽とも特に綺麗なライラック(この後親と分離)
24年5月20日 24−8−1と2の合計6羽兄弟(姉妹)。皆綺麗なライラックです。
育 雛 奮 闘 記 24−8−3
24年5月19日 卵数個抱卵中。
24年6月21日 まだ、出てきません。
<(24−9組)福岡産22−4組♂23夏(ブルー系ライラック)×保存会M系ウイング23春のペア>
左写真が♂で、右写真の手前が♀です(奥の♂は落鳥済)。
育 雛 奮 闘 記 24−9−1
24年5月3日 卵数個抱卵中。
24年5月19日 卵多数個抱卵中。
24年5月23日 雛数羽確認。
24年6月21日 5羽巣立ちました。ライラックのウイングとパステルと中間模様がいます。
<24年新子群>
ライラックパステル保存会純系♂1♀2セット、コバルト・バイオレット♂♀、里子に出すこと可能です。
保存会系、福岡産系のパステル(殆ど)、ウイング、スパルディング相当数。取りにこられる方に限ります。
2011・12月に、保存会系のウイングと茨城産パステル計5羽を、里子に出ました。
2012・3月に、保存会系のウイングと茨城産パステルと福岡産バイオレット計3羽を、里子に出ました。
2012・3・18に、ライラック(ウイングとパステル)ペア及びパステルバイオレット♀、計3羽を、里子に出ました。
2012・5・5にライラック(ウイングとパステル)ペア及び(パステルとウイング)♀、計4羽を、里子に出ました。
2012・5・27にライラック(ウイング)♀、1羽を、里子に出ました。
2012・6・9に、ライラックパステルペア及びパステルライラック♀、計3羽を、里子に出ました。
2012・6・23にライラック(パステルとウイング)ペア、計2羽を、里子に出ました。
2012・6・23に、ライラック(ウイングとパステル)ペア及びパステルコバルト♀、計3羽を、里子に出ました。
2012・10・8に、ライラック(ウイングとパステル)ペア及びライラック若3羽、アルビノ1羽、計6羽を、里子に出ました。
2012・10・8にライラック(パステルとウイング)ペア、計2羽、里子に出ました。
2012・11・18にライラック(ウイングとパステル)ペア、計2羽、里子に出ました。
2012・12・23にライラック(ウイング・パステルとパステル・ウイング)3ペア、計6羽、里子に出ました。
2013・1・13にライラック(パステルとパステル・パステルとウイング)2ペア、計4羽、里子に出ました。
2013・3・10にライラック(パステル)♂4羽、♀8羽、計12羽、里子に出ました。
2013・7・15にライラックパステル2ペア計4羽、里子に出しました。
2013・7・28にライラック(ウイングとウイング)2ペア+♀2羽、計6羽、熊本県天草Mさんに、里子に出ました。
2013・8・3にライラック(ウイングとウイング)3ペア+♀3羽、スパングル1ペア、計11羽、埼玉県H氏に、里子に出ました。
2013・9・1にライラック(パステルとパステル)1ペア+♀1羽、計3羽、石川のYさんに、里子に出ました。
2013・10・5にライラック(パステルとパステル)3ペア+♀3羽、バイオレット・コバルト3羽、計12羽、京都のK氏に、里子に出ました。
2013・10・26にライラック(パステルとパステル)1ペア計2羽、唐津のM氏に、里子に出ました。
2013・11・17にライラック(パステルとパステル)1ペア計2羽、福岡市のSさんに、里子に出ました。
2013・12・23にライラック(パステルとパステル)♂4羽♀3羽計7羽、名古屋のO氏に、里子に出ました。
里子情報は→ をクリックして下さい。
保存会系ウイング・パステル♂春 保存会系ウイング♀春
福岡産22−6組パステル♀23夏 福岡産22−3組パステル♂♀23春
福岡産パステルコバルト・バイオレット♂♀22冬 福岡産シェルセルフライラック・コバルト♂♀23夏
愛媛・茨城産♀パステル22春 福岡産不思議な色兄弟♂♀22冬
23年組 編成組換前参考写真
A 22保存会A8羽(23春組) B 22−1組選抜3羽(23冬組) C 22−2組選抜3羽(23春組)
23・4〜5生(全部異系) 22・12と23・2生(兄弟) 23・1と23・3生(兄弟)
D 22−3組選抜6羽(23春組) E 22愛知産♂1羽(奥)(22冬組) F 21茨城・大阪産♀6羽(22春組)
23・3と23・5生(兄弟) 22・12生 21・12生(茨城)と22・5生(大阪)(異系)
L22−4(愛媛×大阪)組選抜4羽(23夏組) G21愛媛産♂1羽(21秋組) J22−6組選抜1羽(23夏組)
23・7生 21・10生 23・6生(5羽23・8生増加予定)
H 22保存会B♂8羽(23春組) K22保存会C♀7羽(23春組) J22−6組選抜5羽(23夏組)
23・5生 23・5生 23・8生
23.4.26現在・コバルト・バイオレット(ライラックSP)選抜J組〜K組
Z21V愛媛産バイオレット♂2羽(21冬組) X22−4V(愛媛×大阪)コバルト選抜3羽(23夏組) Y 22−1V(愛媛×愛媛)コバルト選抜3羽(23春組)
・バイオレット選抜4羽(♀を除く)
21・12生 23・5生3羽 23・7生2羽 22・12と23・2生(兄弟)